長崎被爆体験記事に関する反響
                                    加藤高明(平成21年8月12日)





毎日新聞 社会部
   瀧野 隆浩 様

 こんばんは!
 本日「毎日新聞」8月9日版を5部 速達で拝受致しました。
 誠に有難う御座いました。
 本日「オバマ大統領へのメッセージ」8 瀧野隆浩記者の記事拝読いたしまし
た。
 元日本原子力産業会議森一久さんの「原爆の子との約束」広島が地獄になった
日から僅か6年。若い魂は深い悲しみと同時に、新しい科学の可能性を感じてい
た。小学校2年生の子の「原子力を良いことに使えば・・・・人類の幸福と平和
の・・・発想に驚きと純粋さを感じました。すばらしい記事でした。

 私にも、「加藤さんの思いをあれだけの紙面に凝縮して表現された記者さんは
すばらしい」との所見を貰い、瀧野記者殿に私の感謝の気持ちを代弁して頂いた
思いです。一部ですが5名の方から頂いた所見や反響を下記に記します。
 ご覧下さい。
             8月9日以降心地よい思いをしている

                               加藤 拝



上司、先輩、同僚から寄せて頂いた所見集


● 先輩Aさんからの返信メール
(・・・・・略・・・・・)
 貴兄が長崎にて、米国が投下したあの忌まわしき原子爆弾により被爆した当時
の切実なる話しは、受けた者しか判らぬ切泊した状況を感じさせるものであった
ことを記憶しています。
 その後、確か、「修親」に投稿した所、例により誰を恐れてか、事勿れの、
関わらずというのでありましょうか、掲載に至らなかったのも記憶しています。
戦争はなんとしても避けるべきものであることは論を待たない所であります
が、そうであれば戦争をしっかりと学ばずしてどうしてこれに対応しうるのか。
同様、核攻撃を避けるのであるならば、どうして核をしっかりと学び研究しない
のか。その方策をあらゆる角度から研究、検討してこそ、具体的な国家の政策、
方途が得られるという、当たり前のことが、何を恐れてか、言うことさえ依然と
してタブー視され、この国におかしな空気があるのか。
ここの所が当たり前に是正されない限り、この国は国家たり得ないのであり
ましょう。

 戦後60有余年を経るというのに、政治の無策、政治的判断と称する事なか
れ主義は、今や少数と化した左翼の執拗なイデオロギーにすら立ち向かうことも
せず、全くその主導性を失っています。
私共の存在は貴重なものと思いおります。
  (・・・・・略・・・・・)

● 上司からのメール
(・・・・略・・・・・)
 ところで内容については、感銘を受けました。貴兄が長崎で体験されたという
ことは人伝に伺っていましたが、この記事で読ませていただいたご経験の細部の
ことは殆ど、全く新しく知ったのでした。貴兄の謙虚なご性格のため、今になっ
て、毎日新聞のお陰で知ることが出来たわけです。

 私の核に対する考え方も、貴兄のお考えに近いと思います。現職中、私は東北
大学の原子核工学で学ばせてもらい、また防研では、核戦力を担当したりして、
貴兄のような極めて貴重な体験をされた方とは比較になりませんが、ズット長い
間、将来の核のあり方を考えてきました。それを簡単に申しますと、短期的には
、近隣に核を持つ北朝鮮のような国がある以上、日本が核を持つ選択肢も捨てて
はいけないと思います。故に核防護も現状では極めて重要です。

 しかし、長期的には、核(原子力)は非常に危険なものですから、各国とも核
保有は辞めるようにすべきだと思います。さらに進めて、原発も将来はなくすべ
きだというのが私の持論です。国連の常任理事国が、全て核保有国であるという
現実では、なかなか進展は容易ではないでしょうが、オバマ提案がその方向であ
ればよいのですが、真意は一寸疑問です。

 上の短期的視野、長期的視野を混同すると、本質を間違えることになりかねま
せん。貴兄の記事の最後に書かれている「揺れ動いているんです」は全く同感で
す。

(・・・・略・・・・)

● 友人からのメール
(・・・・略・・・・)
 今日、9日、家庭菜園での作業中、西方・長崎に向かって犠牲者の冥福と貴
兄が被爆 者であることを思いながら黙祷をしました。
 オバマ大統領の核兵器廃絶の声明は、勇気ある決断と思います。
 世界各国がこれに同調し、地球の平和が実現することを祈りたい。
 麻生首相が核兵器廃絶に同調しながらアメリカの核のカサを頼るのはおかしい
と言うオカシナ人が居る。
 東京を火の海にするなどと公言する狂人を指導者とする国が、近くにあります。
 しかも核兵器を持とうとしているのです。このような国から日本を守るのはどうす
るのか、真剣に考えてもらいたい。
 核兵器の廃絶を唱えれば、核兵器がなくなるものではありません。これの実現
に向け強い努力が長期になされるだろう。実現に期待したい。
(・・・・略・・・・)

● 大学の先輩であり幹部候補生同期生からのメール
(・・・・略・・・・)
 昨日受信、毎日新聞を探していましたが、今日樫尾兄のHPで拝読。(これは
三期相当U同期生のHPです。)
 戦争被害は原爆だけでなく日本中にいろんな被災者が居て、今も黙々と生き
る努力をしています。
 文の最後の「心が揺れ動いている」という心情が敗戦の中を生き抜いてきた
私たちの心の真実でしょう。昭和20年の元日から8月6日最後の機銃掃射を避
けた日まで戦い続けた私は、貴兄の揺れている気持ちが本当だろうと推察出来ま
す。
 感傷的核兵器反対論でなく、広い視野で現実に対応出来る指導者でなければ、
これからの平和維持は難しいでしょう。
 これからも貴兄の専門分野を生かして益々活躍して下さい。
 鹿児島は真夏の花盛り、平和です。
        H21.08.101140

● ある女性からのメール
・・・・・・
 毎日新聞を拝見しました。
 加藤先生の被爆体験に基づくお言葉は実に重みがあります。
 胸にジーンとくる、とてもいい記事でした。
 今後ともご指導賜りたく存じます。
 ・・・・・
追伸 まだ色々所見を上司、友人及び同僚から貰いました。 これも一重に滝野殿
のお蔭です。本当に有難う御座いました。これからもよろ しくお願い致します。                                 

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