■東日本大震災の発災（2011年）

現場の最前線で指揮をしていた経験を基に当機構のメンバーがCBRNE災害対策の「知識」「防護資機材」の必要性を講習会・講演会・セミナー・各県と共催で危機管理フォーラム開催等を通じて啓発・啓蒙をして参りました。

■東京オリンピック・パラリンピック２０２０開催決定（2013年）

安心、安全なオリンピック・パラリンピックの開催に向けて、日本でも本格的なテロ対策が行われるようになったことで、当機構は日本医師会の生涯学習として危機管理講習会を定期的に開催いたしました。また、消防職員向けの危機管理講習会も同時に開催をし、テロ対策の普及に努めて参りました。

■災害大国の日本におけるCBRNE災害対策の必要性

近年、日本全国で毎年のように災害を経験していますが、近い将来に高い確率で起こると予測されている南海トラフ巨大地震、首都直下型地震、日本海溝・千島海溝巨大地震などの防災対策において、自助、共助の重要性から民間レベルでの対策が必要と考えています。また、大規模災害は広域災害となり原発事故・コンビナート火災事故・化学薬品流出による汚染・劣悪な環境が続き感染症の蔓延など様々な事故を誘発することを今までの経験で学びました。

■CBRNE災害対策の活動を拡大

当機構に在籍するCBRNE災害対策の知識を持つ研究者、専門家、有識者の方々と勉強会・講習会・講演会・フォーラム等を開催しながら一緒に地方自治体、企業、市民にも「知識の啓発・啓蒙」「防護資機材の必要性」を広めて行く活動に尽力して参ります。